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スチームクリーナーの良い点と悪い点

ボイラー式のスチームクリーナー(ハンディタイプ)で安いものと高いものがありますが違いはなんですか?

ハンディタイプのスチームクリーナーを検討している方におすすめの製品はボイラー式の加熱方式を採用しているスチームクリーナーです。

しかし、ハンディタイプでボイラー式のスチームクリーナーと言ってもけっこう種類がある。

お値段が一万円以上するものから、数千円で買えるものまで。ピンからキリと言って良い。

このお値段の差は、ボイラーの質の違いによるところが大きいです。

安価なスチームクリーナーではたとえボイラー式と謳っていてもボイラーの性能が低く、結果的に満足のいくお掃除ができない原因になることがあるのです。

ボイラーに限らず、やはりお値段なりに品質の違いを感じるはずです。安い製品を使うメリットもあると思いますが、物足りないと感じることが多いでしょう。

よって、スチームクリーナーを使うのであれば、最高級のものをと言わないまでも、ある程度信頼できるお値段のする製品を利用する方がおすすめです。

 

目次

安価なスチームクリーナーにありがちな欠点

ボイラー式のスチームクリーナーは、大前提として高温のスチームを安定的に噴出することができるというメリットがあります。

お値段の差が出る理由はボイラーの質以外にも様々でしょうが、一般的に使用していて実感する具体的なマイナスポイントは以下のようなものだと思います。

・最初の方と最後の方のスチームが安定しない
・温度の変化が大きく思ったように汚れが取れない
・噴出口から漏れてしまう水が多い
・圧力が足りない
・本体まで熱くなってしまう

こう見るとけっこうマイナスポイントがありますよね。

このような問題が生じてしまう理由として、ボイラーの質の物足りなさが挙げられるのです。

 

ボイラー式と言ってもボイラーの性質に違いがある

スチームクリーナーはボイラー式を使うべし、というのはもはや常識と言っても過言はないでしょう。

ボイラー式に対してパネル式と呼ばれる過熱方式がありますが、ボイラー式の方が良いというのはパネル式と比べて、という文脈においてです。

ではボイラー式なら安心なのかというと、やはり性能に大きな違いがある。性能の違いはお値段の違いとなって現れるというわけです。

もちろん、企業努力によって高性能なボイラーを安価に提供してくれているというケースもあるかもしれないので一概に安いものはダメ、とは言えません。

しかし現状、お値段と品質の差は正直なもので、比較的高価なモデルのものを買った方が性能は良く無難なお買いものになる傾向にあると思います。

 

品質の低いボイラー式スチームクリーナーは損が大きい

ボイラー式のスチームクリーナーの長所は、しっかり高温のスチームかつ高圧力でこびりついた汚れを浮かしながら落とせる、という点です。

一方短所はと言えば、高温高圧のスチームを作るために内部圧力を高め水の温度を100度以上に上げますから、スチームを使うまでに時間がかかる、ということです。

品質の低いボイラー式の製品は、時間がかかる上にスチームの威力がいまいち、という結果になりかねません。

威力も期待外れの上、待ち時間も長いとなると日々のお掃除で使おう、という気にはなりませんよね。

この点を考えれば、弱いスチームなのだとしたら従来のパネル式の方が、すぐに使える分使いやすさは上回るかもしれません。

 

ハンディタイプのスチームクリーナーで新型パネル式という選択肢もある

ボイラー式のスチームクリーナーがおすすめですが、品質が良さそうなものは急に高くなって、手軽なお買いものという感じではなくなってしまう。

かと言って極端に安いものを買って後悔するのも嫌だ、という方にお伝えしたいもう一つの選択肢があります。

スーパーヒートスチームと呼ばれるスチームを噴出する、「新型パネル式」の加熱方式を採用しているスチームクリーナーです。

アイリスオーヤマ スチームクリーナー コンパクト ホワイト STP-101E

新型パネル式の長所は、基本的にパネル式の過熱方式と同じなのですぐにスチームを噴出させることができるということ。

およそ30秒~1分ほどまでは噴出可能状態になります。

パネル式の加熱方式の長所である素早くスタンバイするという点を維持しながら、短所であるスチームの温度の低さをカバーした加熱方式が新型パネル式なのです。

ただし、ボイラー式のものと比べると圧力は弱くなってしまうのには注意が必要です。

ただ温めるだけではなくやっぱり圧力もしっかりある製品でさっぱりしたいという方は、妥協せずボイラー式の、それもちょっと高価かなと思う製品を選ぶことをおすすめします。

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