スチームファーストで醤油のシミは落ちるのか
醤油ももったいないし、万が一取れなかったら困るので、ちょびっとだけこぼしてシミを作ってみました。
思いつきということもあり、醤油なら濃度に文句はないだろうと言うことで一日置くなんてことはせず、でもちょっとだけ悠長に眺めてから普通にシミ抜きを実行。
布を使ってトントンしました。洗剤は使いませんでした。
これくらいシミが…って分かるでしょうか。上の写真と見比べてみると、同じ個所にシミがあることが分かると思います。
この時点でだいぶキレイに見えるけど、肉眼だとけっこう目立つくらいのシミ。
だから普通にキッチン下のカーペットについてる感じのシミです。
それにしても、やっぱりこのカーペットがシミになりにくいっていう説はあるなあ。
醤油でも思ったより簡単に取れそうなので、今回はアタッチメント専用のクロスを使わず、普通の布を使いました。
コーヒーで汚れていたということもありますが、専用のものを使わなくても洗浄力は十分か?を試してみたかったという事情もあります。
こんな感じです。
布を汚れた箇所に置いて、やはりスチームを奥まで行き渡らせるように押し付けます。
ブラシ部分で優しく擦り、布に汚れを染み込ませていくイメージ。
こんな風に、ブラシの跡に汚れが浮き出ているのが分かります。
掃除後の写真は載せません。
上のコーヒーのシミのカーペットの掃除後とまったく同じ写真になってしまうからです。
つまりこれもあっけなく取れてしまったということ。
違いがあるとしたら、においです。
近くで嗅ぐと、さすがに醤油の香りが若干するようでした。
よく嗅がないと分からない程度だったので何もしませんでしたが、気になる方は掃除のあとで消臭剤を使うとか、やはり薄めの洗剤を吹きかけてから掃除すると完璧でしょう。
いやー、つまらなかった。
スチームファーストって準備には水を入れて10分くらい待つっていう多少の手間がかかりますが、シミ抜きにはけっこう使えそうです。
まだ何だか釈然としない私は、この後また更なるシミを求めてしましました。
水性のものはもう良い。油性のものはどうだろう。
オリーブオイルをこぼしてみたのです。
オリーブオイルのシミは高温スチームできれいに取れるのか
結論から言えば、オリーブオイルは完全に取りきれませんでした。
極小さいシミを作って掃除したので目立ちはしませんが、水と油の間には大きな壁があることが分かりました。
しつこい油汚れのあるキッチンを掃除するのによく威力を発揮するスチームファーストだから期待していたのですが。
こうやってアタッチメントを先端の細いブラシノズルに変えて、ちょっと長くスチームを当て、強めにグリグリしてみたりしたのですが…
結局これくらいのシミが残りました。
油汚れのシミ抜きにはさすがに洗剤に頼らなければならない様です。
ええー洗剤かあー、と思う方もいるでしょう。
用意するの面倒だし、手荒れそうだし、洗剤のヌルヌル感が残るのも嫌なんだよなあって。
しかし、スチームファーストにはとっておきのアイテムが付属品としてついてきます。
「スチームマジック」という植物由来の多目的洗剤。
しかし、疑問があります。
これって布製品に使って果たしてどれくらいの意味あるのか。
確かにこれを使うと油汚れが溶けていくようで、落ち方は違うようです。だけど布とかカーペットの場合どうなんだろう…。
オリーブオイルのシミで試そうと思ったけれど、ご覧いただいた通り残ったのはたいしたシミではありません。
繊維の毛羽立ちのせいかな?と思えばそう思えなくもない。
実際、翌日に改めて見てみるとどこにシミがあるのか全然分かりませんでした。
よって今回は出番ナシ。
そして検証はここで区切って、布についた油汚れをスチームマジックで落とせるか?は別の機会に検証してみたいと思います。
スチームファーストでシミはきれいになるのか試してみた、のまとめ
- 水性の汚れであれば、コーヒーでも醤油でもあっけない程簡単に落ちる。
所要時間はスチームファーストの準備にかかった時間の方が長いくらい。手も汚れず、力もいらない。
- 油汚れのシミが落ちるかというと、急に威力が心もとなくなる。
専用洗剤であるスチームマジックを使えば楽に落とせる気はするけれど、検証が必要。
コーヒーのシミが落ちるかどうかの検証だったのですが、ムキになって色々と試してしまいました。
今度はもう少し思い切って「ひどい油汚れ&布製品VSスチームクリーナー」を試してみたと思います。
余談が多くなってしまいましたが、スチームファーストってこんな風にも使えるんだという発見のお手伝いになれば幸いです。