スチームクリーナーを上手く選ぶコツとは?
スチームクリーナーは、今や日本でもメジャーな掃除具となっているため、色々なメーカーから販売されています。
そのため、選択に失敗して、結局使わずに箪笥の肥やしとなってしまっているケースも、多々あるのだとか。
スチームクリーナーは、普通の掃除機と同じくらいか、又はそれ以上の値段がしますから、なるべくそういったことは避けたいところです。
そこで、スチームクリーナーを上手く選ぶコツを調べてみたところ…主に3つの点に注目するのが良いと分かりました。
1点目は、タイプ。スチームクリーナーには、ハンディタイプ、モップタイプ、キャニスタータイプとがあり、大きさがそれぞれ違うため、どのタイプが自分にとって使いやすいかを吟味する必要あがるそうです。
2点目は、スチームの生成過程。
なんでも、同じスチームクリーナーにも、スチームの生成過程は、本体内部で水を沸騰させるか、加熱パネルで温めるかの2通りがあり、洗浄力は前者が強い一方、スチーム生成にかかる時間は後者の方が短いのだとか。
3点目は、連続使用時間。スチームクリーナーの大きさによって、連続して蒸気を出し続けられる時間も変わってくるため、用途に応じてその点も考えるべきとのことでした。
この3点が解決すれば、買うべきスチームクリーナーはある程度絞れそうですね。
スチームクリーナーに使うべき水とは?
スチームクリーナーで使うのは、水のみで、基本的に洗剤や石鹸は要らないと言われています。
なぜなら、スチームクリーナーは、機内で水を沸騰させて高温の蒸気を作り出し、それを噴出することによって汚れを浮かせて、格段に落としやすくしてくれるからです。
そのため、衛生面を重視するなら、スチームクリーナーでの掃除が最適だそうです。
しかし、スチームクリーナーは水しか使わないと言っても、その水に関しては一定の注意を払う必要があります。
なぜなら、選んだ水によっては水垢が溜まり、上手くスチームが出なくなったり、スチームの温度が十分上がらなくなったりという、不調を生じさせてしまうからです。
では、そうしたトラブルを防ぐためには、どういった水を使えば良いのでしょうか?
まず、水道水やミネラルウォーターはダメみたいです。なぜなら、そこに含まれているミネラルこそが、水垢の原因となるからです。
そのため、スチームクリーナーに使う水としては、蒸留水や脱塩水、精製水を選ぶ方が安全みたいです。
ちなみに、付着してしまった水垢を、洗剤を使って落とすのは故障の原因となるため、そうしたメンテナンスは付属の説明書に従ってやるべきとのことでした。
スチームクリーナーで換気扇をする場合は?
掃除が面倒な部分として、よく換気扇が挙げられると思います。
特に、キッチンの換気扇は、汚れがべっとりとこびり付いているので、年末の大掃除でもないとやりたくないというのが本音です。
ちなみに、同じような理由で、毎年年末の大掃除の中で、換気扇の掃除に苦戦する人は多いとのことでした。
換気扇をまともに掃除するとなると、洗剤のついたスポンジで、とにかく擦らなければいけません。
しかし、頑固に染みついた油などの汚れは、そう簡単に落ちるものではないため、とにかくお湯と洗剤をものすごく消費することになります。もちろん、効率はとても悪いです。
しかし、最近ではもっと簡単に、換気扇を掃除できる方法が分かっているそうです。それは、スチームクリーナー。
てっきり、強力な専用の洗剤でも出たのかと思っていたので、これは意外でした。なぜ、水しか使わないスチームクリーナーで、換気扇を綺麗にできてしまうのでしょうか?
それは、スチームクリーナーが水から生成した蒸気は、100度もするため、どんな頑固な汚れも大抵は浮かせたり溶かしたりしてくれるからです。
そのため、スチームクリーナーでスチームを噴射した後は、軽く擦るだけで換気扇も綺麗になるとのことでした。