4Oct
パネル式、ボイラー式というのは、スチームクリーナーのタンクにためた水をどんな風に加熱するかの違いです。
スチームクリーナーはタンクの中に水を入れ、内部で過熱して吹き出し口から蒸気を噴出します。
パネル式というのは、イメージとしては熱した鉄板の上に水を通して発生した蒸気を噴出する方法。
ボイラー式というのは、タンク内を高圧力にして水の温度を140度程度まで高め、噴き出た蒸気を利用するタイプのものです。
よく、パネル式は鉄板ややかんに、ボイラー式は圧力鍋に例えられますが、どちらの蒸気にパワーがあるかは明瞭です。
ボイラー式のものでなければ100度に近い温度を維持したスチームを噴出し続けるのは難しくなります。
パネル式のスチームクリーナーで失敗する人が多い
パネル式のスチームクリーナーで失敗する人が多いです。
パネル式の過熱方式のメリットは二点。
すぐにスチームが使用できる(30秒から1分程度)。
お値段が安い(5千円以下で購入できるものも多い)。
手軽という点ではパネル式の過熱方式を採用しているスチームクリーナーは優秀なのですが、思っていたより汚れが取れないとか、威力が弱いという失敗談は多いものです。
キッチンや水回りを小まめに、だけど妥協なく掃除したい人などにはパネル式のスチームクリーナーの使い勝手は良いと思います。
しかしこびりついた油を取りたいと言った要望をかなえるには少しパワー不足の嫌いがあります。
スチームクリーナーを使うならボイラー式を選んで!
スチームクリーナーに抱くイメージというのは、高温の蒸気を鋭く噴射することで、油汚れなどがみるみるうちに落ちて行く、というものだと思います。
この理想を実現するためには、十分なスチームの熱と、圧力が必要になります。
そしてこれらを実現するのはボイラー式の加熱方式を採用しているスチームクリーナーなのです。