16Nov
家の中は生活をしているうちに様々な汚れが発生してしまうものです。
そうした汚れの中でも、特に目立つ物が多いのがキッチンなどの水回りの設備です。
キッチンでは調理に水を使用する他、油などの油分も付着するため、他の箇所に比べても掃除に時間や手間がかかるものです。
また、同じ水回りの設備であるバスルームも、カビや水垢、石鹸カスなどの汚れが付着しやすい部分でもあります。
特にタイルの目地に入り込んでしまった油分やカビ、水垢は普通の洗剤では落とせないものも多く、また放置しておくと更に頑固な汚れとなってしまいます。
こうした箇所の掃除に効果のあるものとして、スチームクリーナーを使用するのは有効な方法です。
スチームクリーナーは高温の水蒸気を利用することで、汚れを浮かして綺麗に掃除することができます。
蒸気のため、入り組んだ箇所やブラシなどが届きにくい箇所でも効率的に掃除を行うことができるのが大きな利点です。
また、高圧洗浄機のように大量の水を噴射するわけでは無いので、掃除する箇所以外の部分を汚したり濡らしてしまうことが無いのも便利な点です。
オプションなどでモップやブラシを併用することができるものも多いので、タイルの目地などの細かい部分でも問題なく使用することができます。
スチームクリーナーは畳にオススメなの?コツとポイント
スチームクリーナーが普及してからだいぶ経ちますが、宣伝で使用されている掃除場所として挙げられているのが畳です。
スチームという、高温の蒸気で汚れを落とし、さらに殺菌をする効果もあるというポイントが評価されています。
そのため、ダニなどのハウスダスト対策に効果があるといわれています。
ダニの場合、薬剤で死滅させるという方法もありますが、近年の改良を重ねた強力な害虫駆除薬を使用することに抵抗がある人もいます。
また、ペットを飼っているために薬剤を使用したくないなどの理由で、畳に対しての掃除が表面的なもので終わってしまっていることもあります。
昔ながらの方法で掃除をすることで、エコや自然に近い方法で人体に影響がないメリットもあり、
シンプルにスチームクリーナーという結論にたどり着きました。
畳はイグサでできていますが、これは固く絞った雑巾でしっかりと拭かなければなりません。
その手間と苦労は大変なものですが、スチームクリーナーなら立ったまま高温の蒸気で一気に汚れを落とし、且つダニも死滅させることができます。
さらに、高温の水蒸気なら水分で湿ることもなく、すぐに乾きますからイグサを傷めません。
スチームクリーナーはメーカーや種類によって違いがありますが、あまり低い温度で使用すると湿ってしまうので注意が必要です。