6Oct

スチームクリーナーは汎用性が高く、床拭き、壁のヤニ取り、窓掃除、水回りの掃除、ソファやカーテンなど大物の布製品の消臭、衣類やカーペットのしみ抜きなど、至るところで活躍します。
使いこなせばいろいろと便利なのですが、そんなスチームクリーナーを使うメリットは大きく三つ。
1.お掃除が楽しくなる
2.清掃時間が短縮できる
3.いつも以上に清潔な空間を作れる
一方スチームクリーナーを使うデメリットも。
1.かえって掃除で疲れてしまう可能性がある
2.出し入れが面倒でだんだん使わなくなる
もっと具体的な、例えば素材が変色したり変形したりする可能性がある、などは考えられますが、それはデメリットというより不注意なのでここでは除外させてもらいますね。
まとめると、スチームクリーナーは便利で清潔を保つには良い機械だけれど、少々大がかりなお掃除という感じがして、出し入れが面倒になる嫌いがあるということ。
目次
スチームクリーナーが楽しいのは最初だけ?
スチームクリーナーを購入すると掃除が楽しくなります。
例外なく誰でも新鮮な清掃法の魅力を感じ、楽しくお掃除できるようになるでしょう。
しかし、そんなの最初だけじゃないの?と思いますよね。確かにそうかもしれません。
最初はスチームで油汚れを落としたり、指先が届かない細かい場所の掃除をしたりと、スチームならではのお掃除ができて面白いです。
しかし一通り掃除をしてしまってスチームクリーナーが活躍する場所が探せなくなったらどうでしょうか。
次にスチームクリーナーを使おうと思う日はしばらく後になるかもしれませんし、次に大がかりな掃除をしようと思ってもスチームクリーナーを出すのが面倒だなと思うかもしれません。
もったいないことです。
確かにスチームクリーナーは頑固な汚れや家の中の広い面を一気にお掃除するのに役立ちますが、せっかく使うのなら、小まめに使って清潔の維持に役立てたいものですね。
スチームクリーナーは後片付けが面倒くさい
スチームクリーナーは、後片付けが面倒です。これは間違いないでしょう。
最初はアタッチメントもすべてきれいに箱なり専用の袋なりに入っているのですが、一度取り出すと元通りにするのは至難の業。
はじめはある程度コンパクトに収まっていたかもしれないけれど、使ううちに元通りにはできなくなり、かさばったまま収納するケースが多いと思います。
これは実はけっこうストレスです。片付けが面倒だなと思えばこそ、気軽に使うという風にならないことがあります。
使用頻度が高いものはすぐに使えるようにしておくなどして、ご自分なりに収納場所の工夫をするのが良いと思います。
スチームクリーナーはだんだん使わなくなる
スチームの力で楽しくお掃除できるのは最初のうちだけで、一通りの掃除が終わると物置の奥に仕舞われてしまう。
頻繁に出してしまってをするのは疲れてしまうから、だんだん使用頻度が落ちていく。
家電全般に言えることですが、スチームクリーナーにもありがちな運命なのです。
使わなくなってしまうと、スチームクリーナー頼りになるお掃除道具でも無用の長物になってしまい、デメリットばかりが目立ってしまう。
悲しい運命ですね。
さて次からは、改めてメリットを確認してみましょう。
スチームクリーナーは大掃除のときあって良かったと思う
ここまではいわばスチームクリーナーのデメリットで、だんだん使わなくなる経過をお伝えしました。
しかし、少し大がかりな掃除をしようと思い立ったときには、やっぱりスチームクリーナーがあって良かったと感じることが多いと思います。
家の窓を全部キレイにしてしまいたい、というとき。
床のワックスを塗り替えたいから全面をいっぺんに拭き掃除したい、というとき。
お客さんが来るからいつもより水回りをキレイにしておきたいと思うとき。
手作業では時間がかかってしまう作業も、スチームクリーナーであれば比較的楽にこなせてしまいます。
ここぞという場面で使うからこそ出番が少なくなってしまいがちなのですが、ここぞという場面ではあると助かることが多いです。
もう少し具体的に、大がかりなお掃除にときどういう風に役立つかを見てみましょう。
スチームクリーナーが大がかりな掃除で発揮する具体的なメリット
メリットは大きく三つありました。
1.お掃除が楽しくなる
2.清掃時間が短縮できる
3.いつも以上に清潔な空間を作れる
楽しいのは単純に新鮮だからですが、その後の二つはどういう訳なのかご説明します。
二度拭きや洗剤を使う工程をカットできるから清掃時間の短縮に
例えば床拭きをするとき、一度濡れた雑巾で床を磨いて、乾拭きをするとか、一度洗剤を含ませた水で床を拭いてから水拭きをするとか、数段階の行程を踏むと思います。
しかしスチームクリーナーであれば高温のスチームで殺菌しながら床拭きができますから、洗剤を利用する必要もなければ、スチームはすぐに蒸発するので乾拭きの必要もない。
つまり行程を大幅に減らすことができるので、清掃時間が短縮できるのです。
窓ふきも同様です。洗剤を使って拭いて、乾拭きして、という工程を減らして、一度でスッキリすることができるのです。
細かなところにスチームが入り込んでいつも以上にキレイな印象に
スチームクリーナーはよく水回りの清掃にもおすすめされます。
カビや軽いサビ、金属部分のくすみなどが一掃できるので、印象としていつもよりキレイにできたような感じがします。
ポイントは、細かなところまでスチームが入り込んで汚れを掻き出してくれることにあります。
例えばお風呂場では、タイルの目地や水道とシャワーホースの接続部分、ボルトの縁のところなど、実に細かいところが汚れているものです。
水の多い環境ですから、カビやサビは発生しやすい。
スチームクリーナーを使うと、手では届かないような場所、もしくは普段目でよく見ない部分の汚れもジワジワと浮いてくるのが分かります。
この細部の清潔さによって、全体の印象がいつもよりキレイに感じるのです。
収納を工夫することでスチームクリーナーのデメリットを減らし快適にお掃除をしましょう
スチームクリーナーのデメリットは飽きてしまうことや片付けが面倒になってしまうことが大きいと思います。
スチームクリーナーの出し入れが億劫にならないように、すぐに使えて、かつ邪魔にならないような場所を確保していただけたら、メリットを強く実感できるアイテムだと思います。
それぞれ収納スペースには都合があるはずですから簡単にできることではないと思いますが、スチームクリーナーのメリットを最大限に実感するためには収納にこだわるのがおすすめです。