6Oct
スチームクリーナーを使えば掃除が楽になるかと思いきや、帰って普通にお掃除をするときよりも疲れてしまった、ということは実際にあります。
もちろん、使う機械によるということ、どれだけ使い慣れているかということは大きく影響すると思います。
もし体力に自信がないという場合であれば、買ったは良いけれどあまり使っていない、物置にしまいっぱなし、ということにもなるかもしれません。
具体的にどのようなところで負担がかかるのか、どうすれば解消できるのかを見ていきましょう。
目次
疲れるのはキャニスタータイプのスチームクリーナーを使ったとき
スチームクリーナーを使って体力を消耗するのは、多くがキャニスタータイプの製品を使ったときでしょう。
キャニスタータイプのスチームクリーナーは掃除機のように大きな本体があり、長いホースが伸びていてそちらを操作します。
床、壁、手元など様々な場所を掃除することができる上、容量の大きいタンクに水を入れて作業をしてもさほど重さを感じず、長い時間スチームでの洗浄が可能です。
ゆえに、行おうとするお掃除の範囲が広がってしまうことが多く、結果的に「いつもより疲れたかもしれない」と感じることが多くなりがちです。
スチームクリーナーを持っていると、スチームが出る限りあちこち掃除したくなりますから、いつもより余計に働いてしまうということもあるかもしれません。
例えば床一面をしっかり水拭きしたいとか、キッチンをピカピカにしたいとか。
大掃除とは言わないまでも、ちょっと気合を入れてお掃除するぞ、というシーンが多いのではないでしょうか。
手作業だけで同じことをやろうとするとかかる労力はより大きくなると思いますから、スチームクリーナーを使った方がかえって疲れる、と言えるかどうかは分かりません。
しかし、スチームクリーナーで疲れる、とくにキャニスター式の製品を使って疲れる、ということは確かにあるようです。
しかし、その点を差し引いてもキャニスタータイプのスチームクリーナーを扱うのは体力を消耗するものです。
スチームクリーナーは準備と後片付けで疲れてしまう
スチームクリーナーを利用するには、準備と後片付けが必要になります。
準備はなんてことないのですが、掃除を一通りしたあとの後片付けははっきり言って嫌になります。
準備の時点で疲れる、ということはないでしょうが、タンクに水を入れ、加熱されるのを待ち、アタッチメントを選んで掃除をするという一連の動作は手間です。
別の場所ではまたアタッチメントを付け替えて掃除をする。
それぞれ掃除しようと思う箇所に相応しいアタッチメントを利用してはじめて威力を発揮します。
この作業は実際に行っている間は楽しいものですが、あとから疲れを感じたりします。
容量の大きいタンクだと、スチームが切れるまでに思ったより時間がかかったりします。
もちろんこれは長所なのですが、早く掃除が終わってしまった、というとき、残った水をどうしようかと考えてしまいます。
ついでにあそこも掃除しようか、それとも冷めるのを待って捨ててしまおうか。
すべてのお掃除が終わったら、使用したアタッチメントをキレイにしなければなりません。
干して乾かしたりして、元通りに収納するのはなかなか大変なものです。
体力に自信がない方はハンディタイプのスチームクリーナーがおすすめ
体力に自信がない、という方は、ハンディタイプのスチームクリーナーを検討してはいかがでしょうか。
ハンディタイプの製品は本体が軽くコンパクトで、持ち運びがしやすいという長所があります。
タンク容量はどうしても小さくなってしまうので、お掃除できる時間が限られてしまうという短所はあります。
しかし日ごろ小まめにお掃除をする分には10分程度もあれば十分なのではないでしょうか。
まとめて放置した汚れを掃除したい、壁一面、床一面をキレイにしたいというのであればぜひキャニスター式をおすすめします。
でもちょっとキッチンをとか、網戸の掃除を少しずつとか、絨毯に飲み物なんかをこぼしてしまったとき、と言った用途で使うには、ハンディタイプが使いやすいです。
ハンディタイプのスチームクリーナーを選ぶ際の注意点
ハンディタイプを選ぶときに覚えておいていただきたいのは、ボイラー式の、比較的高価なものを選ぶのがおすすめ、ということ。
ボイラー式の製品でなければ十分な温度と圧力のスチームを作り出すことができず、スチームに期待する威力を発揮しない、ということになりかねません。
おすすめはケルヒャーのSC1EasyFixのようなモデルか、ネステックジャパンのスチームファーストミニといった製品です。
いずれもハンディタイプのスチームクリーナーの中では比較的高価なモデルですが、性能が高くおすすめです。
スチームクリーナーとして優秀な製品を使うことで、短時間で目的を達成することができますから、疲労を感じることも少なくなるでしょう。