スチームクリーナーの一つであるスチームファーストは、本体の他に多様な付属品と3種類の洗浄剤がセットになって販売されています。

大手通販サイトのアマゾンでは、スチームクリーナー部門で堂々の1位を獲得したほどの人気ぶりです。噴射蒸気の温度が136度と高く、連続稼働時間が45分と長いため本格的に掃除をしたい時でも役立ちます。

もちろん効果も高く、レンジ回りやフローリング、カーペットの他、車内や畳、ソファーや冷蔵庫など日頃使用する様々な場所に使用することができます。

更には付属品としてプレゼントされる洗浄剤の効果も高く、その点も人気の秘訣です。

スチームマジックと呼ばれる洗浄剤は、水によるすすぎが必要ありません。そのため畳やソファーなどの水が使用できない場所にも使用することができます。

安全性が高い点も特徴で万が一口に入ってしまっても問題ありません。急性経口毒性試験で安全性が実証されている、日本で唯一のすすぎ不要の洗浄剤です。

だからと言って洗浄効果が弱いわけではなく、不要な汚れはしっかりと落とします。

2017年にリニューアルされた際、新たに抗菌効果と防臭効果が追加され更に高機能な洗浄剤となりました。ほのかにオレンジの香りがするため、洗浄した部分をさっぱりと爽やかに感じることができます。

また、スチームマジックの濃縮タイプもセットに含まれており、汚れに合わせて薄めて使うことができるため様々な汚れに対して効果が期待できます。

そして最後にもう一点、セット品として付いてくるのがカルキ除去パウダーです。

蒸留水を使用するスチームクリーナーは、長年使用していると水道水に含まれるカルキがスチームの噴射口にこびりつき固まります。

そうするとスチームクリーナーとして使用できなくなってしまいます。

しかしスチームファーストにこのカルキ除去パウダーを使用することでカルキが取り除かれ、詰まりの心配がなくなります。それによっていつまでも長く使うことができるのです。

 

洗車にも大活躍のスチームクリーナー

洗車をする時に苦労しやすいポイントと言えるのが窓ガラスやホイールなどです。

これらの箇所には水垢や油汚れが付着しやすく、水で洗うだけの洗車ではなかなかキレイにすることはできません。特に窓ガラスは運転にも影響する場所ですので、普段から汚れ具合が気になっているドライバーもいるはずです。

そうした頑固な汚れを落とすにはスチームクリーナーが活躍します。約100℃の蒸気を噴射することで汚れを浮かし取ることができ、窓ガラスの視認性の向上、ホイールの輝きのアップに期待ができます。使うのは水だけですので洗浄剤による影響の心配もなく安心して活用できます。

スチームクリーナーは外観だけでなく車内をキレイにしたい時にも役立ちます。例えばシートやチャイルドシートなどの掃除にも有効です。

こういった場所は自らでは掃除をしにくい場所ですので放置されていることも多いです。

しかしながら汗やジュースのシミ、体臭、タバコなどの影響で汚れが蓄積してしまっていることもあります。チャイルドシートなら雑菌の心配も出てくるでしょう。これらに関してもスチームクリーナーで汚れと取り除くことができ、気持ち良く愛車に乗れるようになります。

高温蒸気での洗浄のために薬品のニオイが残ってしまう心配がなく、洗浄剤を使った時のような不快感がありません。

それまでプロに依頼しないと難しかった洗車だろうと、自宅で簡単にできるようになります。

無論、洗車だけに使うのではなく、住まいの掃除にも大活躍するアイテムです。あらゆる用途に使えるため掃除も質も大きく向上するはずです。

なお、洗車にスチームクリーナーを利用する場合、ボディへの使用には注意した方が良いでしょう。下手に当ててしまうと塗装剥がれの原因になってしまう恐れがあります。

シミ状態にでもなってしまうと塗装修理で高額の費用が発生します。どこにでも使えるわけではありませんから、使えるところと使えないところを理解した上で活用することが大切です。

 

スチームクリーナーでソファをピカピカに

家族全員が集まるリビングの掃除では床面に集中しがちで、ソファの汚れを落とすというところまではなかなかいかないものです。

ソファにもさまざまな素材がありますが、人気があるのは肌触りの良さと手の届く価格帯の布素材のソファです。

布は汗、皮脂、お菓子の食べこぼしなどをはじめとする汚れが溜まりがちになりますが、クッションなどの小物と違ってソファは洗濯機で気軽に洗濯することや、外に干すといったことができません。濡らした雑巾で汚れをふき取ろうとしても、限界があります。そんな布製ソファ掃除にはスチームクリーナーが適しています。

スチームクリーナーの汚れ落とし機能は、蒸気を高温で出して汚れを落とすという仕組みです。水ではなく高温の蒸気というのがポイントで、汚れを布地表面に浮かせつつ、さらに除菌にもなるというメリットも併せ持っています。

除菌ができるということは、臭いも根こそぎ無くすことができるわけです。また、使う時に洗剤は不要となりますので、ソファ自体・そこに接する肌の両方ともを刺激しません。

スチームクリーナーでのソファ掃除をする時には、たくさん蒸気が出ますので窓を開け放して行います。換気を行いながらですと、気兼ねなくしっかりと掃除に集中できます。

表面の目に入るゴミなどは、先に簡単に掃除機を使って吸い取っておきましょう。

スチームクリーナーのタンクに水を注ぎ入れ、先端に専用クロスをセットしたら準備完了です。いよいよスチームクリーナーをソファにあてて、ゆっくりと動かしていきます。

気を付けたいのは高温の蒸気でのヤケドです。慌てずに行うことでヤケド予防にもなりますし、汚れやシミも浮き上がりやすくなります。

シミ抜きには、付属のノズルを使うのが効果的です。スチームクリーナーには持って気軽に使えるハンディタイプの他に、柄の付いたスティックタイプや通常の掃除機と同様のキャニスタータイプなどもあります。

どのタイプでも一つ持っていると、さまざまな用途に使えて便利です。