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スチームクリーナーの良い点と悪い点

スチームクリーナーは洗剤との合わせ技で

スチームクリーナーの用途は台所のキッチンレンジなどで重宝します。しつこい油汚れでなかなか落ちないと時間がかかりイライラしてしまいがちですが、こんな時スチームクリーナと台所洗剤との合わせ技は時短に繋がります。

注意点として、台所洗剤は中性洗剤を主に使っています。特にプラスチックについた油汚れがなぜ落ちないかというと、時間が経過しているのでその分脂が固まってしまうからという理由と油同士の結びつきがあり相性がいいからです。油汚れは酸性ですのでこれを落とすにはアルカリ性洗剤を使うのが効果的です。

そしてアルカリ性なので手肌が荒れるということを念頭に置いておくべきです。一般的に知られているのが、マジックリンハンディースプレーです。こちらは、どこでも手に入りやすいのと手ごろな価格が売りです。

使い方は、スチームクリーナを先に吹きかけて周りを温めておきます。そうすると蒸気の加減で脂が溶けやすくなり、その後洗剤を使うことで時間がかかるのを抑えてくれるのです。

また蒸気なので環境にも優しいのです。もちろん、お子さんや自分が手肌の荒れに弱いという人にとって優しい洗剤もあります。ケミコートの超電水というものは水100%なので環境にも優しいです。

また他にも応用できるのは窓ガラスの清掃にも応用できます。内側は台所の油汚れなども吸着しているので、先ほどと同じ洗剤を使うことで汚れが落ちます。

外の窓ガラスは排気ガスや様々な汚れが吸着していますので、スチームクリーナなどで温めてからのほうが断然落ちやすくなります。

特に冬場は寒いので汚れもなかなか落ちにくいのでこんな時はスチームクリーナーが重宝します。

また手に入りやすいのと100円均一でも置いてあるのがセスキ炭酸ソーダの洗剤です。こちらはかなり落ちやすいのですが、かなり強いので使うときは必ずゴム手袋を着用してください。

セスキ炭酸ソーダは家庭に常備しておくとかなり重宝しますのでお勧めです。

 

スチームクリーナーでカビ掃除も楽々

風呂場や台所、窓の周辺など水回りや結露が起きやすい場所ではカビが発生しやすくなります。

そのままにしていると、カビが繁殖して空気中に胞子が撒かれたり足の裏などに付着します。そのせいで肺や足の病気になって苦しむことも時にはあります。

そのようなことにならないためにはカビ掃除をこまめにしておくべきですが、カビは成長していくにつれて深く根を張っていきます。

そのため表面をブラシや雑巾でいくらこすっても完全にカビを取り除くことは出来ません。

そこで役立つのがスチームクリーナーです。

なぜかというと、カビをこすって剥がすのではなく、高温のスチームをあててその熱で死滅させるためです。

カビは高温多湿の環境を好みますが、生息が出来る温度帯は0度から40度とされています。

スチームクリーナーは、水を加熱させて蒸気を作り出すボイラー式と、鉄板を温めて水を蒸発させるパネル式があります。

ふたつの方式では多少の温度差がありますがボイラー式ではおよそ100度の蒸気が出てきて、パネル式では90度前後の蒸気が出てきます。これだけの高温であれば、カビを死滅させるのに十分な温度です。

カビ掃除をするときには、まず普通のブラシや雑巾で擦って落とせるものは落としておきます。

ただし、そのときに金属タワシなど掃除をする箇所を傷つけてしまう道具を使うと、目に見えない微細な傷にカビが入り込んで繁殖するので気をつけましょう。

それからスチームクリーナーを使うわけですが、より効果を貯めたいのであれば専用の洗剤を使う方が良いです。

カビを落としたい部分に洗剤を吹きかけてから蒸気を数分間あてることで、根を張っているカビも退治する事ができます。

なおスチームクリーナーを使うときには水道水ではなく、薬局などで購入できる蒸留水や専用の水を使いましょう。

水道水にはカルキがありますから、くり返し使っていく内に固まって詰まってしまう恐れがあります。

タンクにもカルキがこびりつくと、その掃除も大変です。

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