スチームクリーナーと高圧洗浄機をごっちゃにしている人は、意外と多いそうです。確かに、どちらも一風変わった掃除機のような見た目をしていますし、メーカーによってはスチームクリーナーも高圧洗浄機も、同じような色合いで作って販売していたりしますからね。

しかし、スチームクリーナーと高圧洗浄機は、実際のところ全然違うそうです。具体的には、汚れを落とす仕組みが大きく異なります。スチームクリーナーは、水を沸かして高温の蒸気を作り、それを噴射することで汚れを浮かしてくれるそうです。一方、高圧洗浄機は水をすごい勢いで噴射することで、汚れを弾き飛ばしてくれるみたいです。

また、スチームクリーナーと高圧洗浄機とでは、使いどころも結構別れます。詳しく言うと、スチームクリーナーは熱の効く油汚れやカビ汚れに、高圧洗浄機はゴシゴシ擦れば落ちる頑固な汚れに有効とかで。また、使う対象となる素材の強度も、高圧洗浄機だとある程度は必要になるみたいです。

ちなみに、スチームクリーナーの高温蒸気は、どんな汚れも浮かせられるため、高圧洗浄機が必要な程にまで頑固化した汚れにも効いて、さっと擦るか拭う程度で落ちるまで弱体化させてくれるそうです。そのため、高圧洗浄機よりもスチームクリーナーの方が、汎用性は高いとのことでした。

スチームクリーナーで洗濯機の嫌な臭いも落ちる！

ちゃんと分量通りの洗剤を入れて洗った筈なのに、洗濯物から嫌な臭いがする。そういった場合、意外と原因は洗濯機の方にあるみたいです。実際、洗濯槽の中を嗅いでみると、嫌な臭いがしたという声が、ネット上には多々見られました。

洗濯槽は、お世辞にも通気性が十分とは言えませんし、日々汚れ物を洗っていますから、長期間に渡り使い続けているどうしてもそうなってしまうみたいです。つまり、臭いの原因となる雑菌が、洗濯機の内部で繁殖してしまっているんです。しかし、表面のカビ汚れ等は掃除できても、目に見えない雑菌まではそうも行きません。

そこで、嫌な臭いの原因となる雑菌を除去する方法を探してみたところ、スチームクリーナーが使えると分かりました。カビ掃除をする訳ではないのに、スチームクリーナーを使うメリットが個人的には想像できませんでしたが、どうやらそこから噴射される約100度もの超高温蒸気がとても有効みたいです。

なぜなら、雑菌というのは熱に弱い性質を持つ関係上、そんな熱々の蒸気をかけられたら一たまりも無いからです。そのため、スチームクリーナーで一通り蒸気をかけて換気をするだけで、嫌な臭いもしなくなるそうです。スチームクリーナーには消臭効果もあったんですね。